top of page

青ゴマを撮影せよ!2024 -みちのく爆走編-

青ゴマ撮影第二弾は、青森県は下北半島です。かなり数が多く漏れなく青いという話を聞いて、一昨年から岡山・蒜山と共に行ってみたいと思っていました。ただ、東京から距離的に何と西日本の蒜山よりも約100km遠いという衝撃・・・。実際に車で走ってみると何と12時間もかかりました。岩手県が途方もなく長いのです。また行ったのは下北半島の先っぽ辺りなのですが、八戸で東北道を下りてから下道がまだ2時間あるという・・・。初日の撮影は寝不足でフラフラ状態でした。


さて、下北半島のゴマシジミですが、信州や中国山地とは異なり湿地で発生しています。そして食草は北海道と同じナガボノワレモコウです。湿地に踏み込んでいくとあちこちで青いゴマが飛びます。どの個体も5段階評価で概ねグレード4くらいの青面積と安定しており、今回載せた写真は全部別個体です。信州産の青ゴマと比べると、信州の方がやや明るい印象です。また北海道産と同じ亜種にまとめられてますが、僕が撮影したことのある根室産とは全く顔が違いました。強いて言うならば苫小牧辺りと似た顔という感じでしょうか。


今回は台風5号の接近があったため早めに撮影を切り上げることになってしまいましたが、来年以降もう少しじっくり撮影してみたいものです。

開翅したゴマシジミ♂1 青森県東通村 EOSR7/RF100㎜MACROLISUSM

開翅したゴマシジミ♂2 青森県東通村 EOSR7/RF100㎜MACROLISUSM

開翅したゴマシジミ♂3 青森県東通村 EOSR7/RF100㎜MACROLISUSM

ナガボノワレモコウに産卵する♀ 青森県東通村 EOSR6MarkⅡ/RF14-35㎜F4LISUSM

湿地に生えるナガボノワレモコウで発生している 青森県東通村 EOSR6MarkⅡ/RF14-35㎜F4LISUSM

Comments


最新記事
アーカイブ
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page